これまでの歩み
岡山と香川を結ぶ瀬戸大橋の開通を前に、1984(昭和59)年に岡山市中心街に開業した『岡山ビューホテル』。当時、岡山では珍しかったドイツ料理のレストランを館内に設置。本場シェフが作る料理をドイツビールとともに楽しめる空間は、アットホームな交流の場となりました。創業時からのモットーは、お客様を「家族のような大切な人」としておもてなしすること。1年にワンフロアずつ改装を進め、コンセプトルームでは、我が家のように靴を脱いで床に座って寛ぐことが可能に。現在の館内レストラン『和洋旬彩だいにんぐ五感』は、「できたて」にこだわる鉄板焼きレストラン。備前黒毛和牛や瀬戸内の魚介、有機野菜など、岡山県産を中心に厳選した食材を使用し、できたての「朝ごはん」も喜ばれています。
商品開発の想い
「旅の思い出に、ここでしか買えないオリジナルグッズを届けたい」との思いから、オリジナルのエシカル商品(環境や社会、人に配慮した商品)を開発。フロント前で「OMOIYARI LAB」(思いやりラボ)のブランド名で販売しています。オンラインショップもあり、客室に設置されたテレビを介して注文することも可能です。扱うアイテムは、オリジナルコーヒー(豆・ドリップパック)やスパイス、岡山パクチーのスナック、湯原温泉の入浴剤など、続々と増えています。さらに、ハンディキャップアーティストが手がけた缶バッチやマスキングテープも販売。売り上げの一部は、館内レストランで開く子ども食堂や、子育て支援活動にも活用されています。
イチオシ商品
岡山の「食活」をテーマに当ホテル料理長が考案した、「OMOIYARI LAB」の無添加調味料「家族に優しいひとふり」シリーズ。「ピオーネシーズニング」は、岡山県産ピオーネを使った果実酢をベースに、肉と相性の良い酸味と甘みのバランスを考えて手作りしたスパイスです。塩コショウして焼いた肉にふりかければ、ピオーネらしい薄紫の粉末に彩られてドレスアップ。ピオーネの風味がほんのり感じられる洗練された味わいになり、肉料理がより食べやすくなります。このほか、野菜用の「雄町米酒粕と備前味噌のコク旨スパイス」、魚用の「瀬戸内オリーブ芳醇スパイス」と全3種類のスパイスを用意。パッケージの点描画と題字は、岡山市在住のハンディキャップアーティストが描いた力作です。

