これまでの歩み
1948(昭和23)年、現・瀬戸内市邑久町にて、家族経営の小さな菓子店として創業。郷土史を研究する方々より「邑久の生んだ画家・竹久夢二にちなんだお菓子を作ってはどうか」と勧められ、夢二の長男・虹之助さんの許可も得た上で、銘菓「夢二」が誕生しました。その後も次々と夢二にちなんだ商品を発売し、やがて社名も彼の名を冠したものに。現在は直営店8店舗を構え、和・洋菓子の販売のほかカフェ営業も行っています。どれだけ時代が変わっても、お菓子は人と人との心をつなぎ、人を笑顔にする役割があります。「お菓子づくりは夢づくり、お菓子づくりは人づくり、お菓子づくりは幸せづくり」との思いを軸に、食べる方はもちろん、作り手である社員も笑顔になれるお菓子を作り続けています。
商品開発の想い
繊細な甘みと芳醇な香りをまとい、「桃の女王」と呼ばれる岡山県産清水白桃。「この白桃のおいしさを年中味わえる商品を作りたい」との思いから、JA岡山との共同企画で開発したのが「岡山清水白桃ジュレ」です。ゼリーよりも柔らかな、ストローで飲める口溶けにこだわるとともに、細かくつぶした果肉を残すことで、より濃厚な味わいが感じられ、とろけるような甘味が口いっぱいに広がります。
どの品も、開発の基には「お客さまの気持ちを幸せにしたい」との思いがあるという同社。産地や品質の確かな素材をひとつひとつ吟味し、常に製法と技術を磨き続けて、家族や大切な人に自信をもって食べてもらえるお菓子を世の中に届けています。
どの品も、開発の基には「お客さまの気持ちを幸せにしたい」との思いがあるという同社。産地や品質の確かな素材をひとつひとつ吟味し、常に製法と技術を磨き続けて、家族や大切な人に自信をもって食べてもらえるお菓子を世の中に届けています。
イチオシ商品
ロングセラーの銘菓から、岡山の豊かな果物の恵みをいかしたスウィーツまで、「敷島堂」の看板となる商品はたくさんあります。発売から半世紀となる「夢二」は、丁寧に炊き上げた白あんを、ほのかにミルクの香る生地で包み、しっとりと焼き上げた定番商品。「岡山清水白桃ジュレ」は、特産の清水白桃の果肉・果汁をふんだんに使い、ゼリーよりも柔らかなジュレに仕立てました。瀬戸内市産の小麦や瀬戸内市牛窓地区のレモンを使った、爽やかな風味を感じる「瀬戸内れもんサブレ」は、瀬戸内市の地域資源を全国に発信する「瀬戸内市発ブランド」にも認定された商品。白桃と並ぶ岡山特産のフルーツ、マスカットの果蜜をきびだんごの中に閉じ込めた「マスカットきびだんご」もおすすめです。



