これまでの歩み
自宅で料理教室「Y's table」を開講し、約25年。教室で教えるかたわら、公民館などでの料理講座の講師や企業へのレシピ提供など、料理研究家として幅広い活動を続けています。野菜ソムリエの資格を取ったり、地域の生産者や起業家仲間と親交を深めたりといった経験をきっかけに、岡山の果物を使った加工品作りを手掛けることに。ジャムやドレッシングなどの商品を開発し、「Y’s table」オリジナルブランドとして販売を始めました。教室では本格的な洋菓子やパンを多く扱ってきましたが、徐々に現代のライフスタイルに合う「手間をかけずに、豊かさを感じられる」レシピへとシフトしてきたそう。また近年は食育にも関心が高く、子ども向けの料理教室などにも積極的に携わっています。
商品開発の想い
代表の小野さんは関西の出身。岡山に来て、初めて食べた清水白桃の繊細な味わいに感銘を受けたことが、開発の原点だといいます。親しくなった生産者に規格外のモモが余剰していることを聞き、「生産者の方々が丹精込めて育てたモモを、なんとかしていかしたい」との思いから、加工品作りに取り組むようになりました。なかでもドレッシングの開発にチャレンジしたのは、目新しさに加え、「忙しい現代人の食生活を手助けできれば」との思いがあったから。かけるだけ、からめるだけで、簡単にひと手間かけた贅沢感を味わえます。また、モモのみずみずしさが伝わるおしゃれなボトルデザインもこだわりのひとつ。現在のデザインを採用して以来、百貨店などにも販路が広がり、認知度が大きくアップしました。
イチオシ商品
「白桃フレンチマヨネーズ」は、ほんのりとしたモモの風味と、リンゴ酢のやさしい酸味、生姜や黒胡椒などのスパイス感とのバランスがよく、さまざまな料理を引き立てる逸品。料理を作れない忙しい日でも、買ってきた惣菜のフライなどに添えるだけで高級感が増し、食卓が華やぐのでおすすめです。「にっぽんの宝物2021-2022」素材・加工部門で、準グランプリに選ばれました。
また、マヨネーズよりもさらにモモの風味を強く打ち出したのが、「岡山白桃ドレッシング(ノンオイル)」。白桃を贅沢に70%使用し、酸味もスパイス感も控えめに仕上げたこの品は、ドレッシングでありながらもフルーツソースのよう。甘味のある芳醇な味わいが、生ハムやチーズなど塩気のきいた食材によく合います。
また、マヨネーズよりもさらにモモの風味を強く打ち出したのが、「岡山白桃ドレッシング(ノンオイル)」。白桃を贅沢に70%使用し、酸味もスパイス感も控えめに仕上げたこの品は、ドレッシングでありながらもフルーツソースのよう。甘味のある芳醇な味わいが、生ハムやチーズなど塩気のきいた食材によく合います。



