これまでの歩み
2001(平成13)年の創業の原点は「岡山の匠と称される専業農家が伝承する、本物の栽培技術と栽培環境を大切に考える」ということ。創業者の知識や商品開発によって岡山名産のモモやブドウ関連のギフト販売をスタート。そして、フルーツ取り扱いのプロとして「生産者の本物の旬の果実を本物の商品として消費者にお届けする」というテーマを掲げ、果物加工、フルーツパーラーなどのショップ運営などにも着手しました。長い歴史に育まれ代々研鑽を重ねる岡山の精農家or専業農家、その持てるポテンシャルをさらに高めようとはじめたのが六次化に資する事業です。こちらでは、高付加価値をうむ企画づくり、農家との全量買い取り契約の推進などで、安定した農家経営に注力、またフードロスの削減などにも取り組んでいるほか、近年は自社農園開設などのチャレンジも始めています。
商品開発の想い
果物の本場岡山の地元企業であるゆえに、「本物の素材から本物の商品を」という変わらぬ社是を見つめ続けています。匠と称されるほどの農家からゆだねられた四季収穫される高品質の果実。その「本物の素材」のみずみずしさや香り、芳醇な味わいを極限に活かすスイーツをつくるには、どうしても繊細な手作業が必要となることから、グループ内にフルーツ加工の専門ファクトリーを開設しています。手間ひまを惜しまず、細心の注意を払いながら加工をしているからこそ引き出せる美味。たとえばブドウの実も、デリケートな果肉を傷つけないよう、ひとつひとつ丁寧に手作業で皮を剥いで…。舌触りの良い食感や、ぷるぷるの果肉そのままのおいしさを封じ込め、全国に届け続けています。
イチオシ商品
岡山は「くだもの王国」といわれるほど果実が豊富な県にもかかわらず、平成になっても清水白桃などを使用した定番土産品がありませんでした。そんなことから開発したのが「おかやま桃子」ブランド。 現在、岡山のモモやブドウなどを使ったプリン、ジュレ等の多彩なラインナップを展開中です。そのなかでも現在のイチオシが冷蔵タイプの瓶入り「モモコプリン清水白桃」。契約農家の手で大切に育てられた完熟の実を受け取り、甘みや食感、芳香が最高になった旬の果肉をたっぷり封じ込めた味は格別。そのおいしさは発売後たちまち評判となりました。また、シャインマスカット、マルベリー&ブルーベリーの実を使用しスチームオーブンでじっくりと蒸し上げるプリンとあわせた同時発売の2種との食べくらべセットなど、それぞれの贅沢な味わいをいつでも気軽に楽しめる、晴れの国のお土産です。

